【BeamNG小ネタ】FPSを下げずに大量の車を出現させる方法

BeamNG.drive[JP]

BeamNG.driveは車の台数が多いほど処理が重くなり、FPSが低下します。

他の車系ゲームと比べると一台ごとの処理が重く、出現可能な台数が少なく感じることも多いです。
(CPUがボトルネックとなる場合が多い)

ですが実は、車両の種類を工夫するとFPSを下げずに最大5倍の車両を出現させることが可能です。

今回はFPSに影響を及ぼす車両の種類と軽い車両の使用方法を紹介します。

1.FPSに影響を及ぼす車両の種類

FPSへの影響で区分すると、BeamNG.driveの車両は以下の三種類に分類することができます。

種類概要
通常車両プレイヤーが普段使っている車両
全機能使える&各部作りこまれているため、FPS的には一番重い。(普通の重さ)
シンプル化車両AIトラフィック用の車両
カーナビ等のプレイヤー向け機能が削除されており、その分FPS的に軽い。
駐車専用車両駐車トラフィック用の車両
シンプル化車両から更に動力が削除されており、FPS的に一番軽い。


上記3種類の車両について、同一FPSとなる条件で何台まで車両を出せるのかを実験したところ以下のような結果となりました。

種類同一FPSとなる台数
通常車両16
シンプル化車両45
駐車専用車両80

この表を見れば一目瞭然ですが、FPSを下げずにシンプル化車両だと約3倍駐車専用車両だと5倍の車両を出現させることができます。

上述の通り機能的な制限はありますが、例えば破壊用に設置する場合等であればシンプル化車両や駐車専用車両でも十分なので、大量に設置したい場合などにかなり役立つと思います。

2.シンプル化車両/駐車専用車両の使用方法

シンプル化車両/駐車専用車両はいずれも車両選択画面から選択可能です。
「simple_traffic_xx」という名前の車両がシンプル化車両で、「simple_traffic_parked_xx」という名前の車両が駐車専用車両です。

"simple_traffic_xx"という名前がシンプル化車両、"simple_traffic_parked_xx"という名前が駐車専用車両


注意点としては、これらの車両は「補助的なデバッグコンテンツが含まれます。」にチェックを入れないと一覧に表示されないという点があります。

車両一覧の右の「補助的なデバッグコンテンツが含まれます。」にチェックを入れないとシンプル化車両等は表示されない


また、すべての車両にシンプル化車両/駐車専用車両が用意されているわけではないのでその点もご注意ください。

v0.28.2時点でシンプル化車両/駐車専用車両が用意されているのは以下です。

車種
Bruckell LeGran
Cherrier FCV Tograc
Cherrier FCV Vivace
ETK 800-Series
ETK 800-Series (セダン)
ETK I-Series
Hirochi Sunburst
Ibishu 200BX
Ibishu Covet
Ibishu Pessima (旧)
Ibishu Pessima (新)


今回の記事は以上です。
破壊用とかであれば結構役立つ小ネタなので是非一度お試しいただければと思います。

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